ここでは、病院の注射に恐怖感を抱いてしまう方々の理由や意見についてまとめています。
今回は「あなたが注射をされる事に恐怖や不安感を感じてしまう理由について具体的に教えて下さい。
また、どうしても注射を打たなければならない時は、どのような心構え・対策をしていますか?
」というアンケートを20名に実施してまとめました。
注射嫌いな方々は、注射を打たざる負えない時にどのような心構えをしているのでしょうか。
参考にしてみて下さい。
注射が怖いという方々の理由と心構えまとめ
理由と心構え1
(男性 20歳)
私の家は自営業をしているため、「身体は資本」ということで、インフルエンザなどの予防注射などは確実に打つことになっております。
注射に対しての恐怖や不安感は、過去に経験した、失敗体験が大きな要因にあると思います。
中学生の頃、病院で看護師の方に注射を打つ経験がありましたが、若手の看護師の方が担当されていて、2度ほど注射を失敗して上腕部が腫れた経験があり、苦手意識、恐怖や不安感を感じるようになりました。
それに加え、注射は痛いので恐怖があります。
打たれる瞬間はなるべく力を抜いて、別のことを考えるようにしています。
理由と心構え2
(女性 21歳)
小学生の頃、風邪をひいて病院に行き待合室で順番を待っていました。
診察室から出てくる人が注射を打たれた腕を痛そうにしているのを見て、怖そうだなと思って順番を待っていました。
順番が来て診察をしてもらい、私も注射を打つことになりました。
注射を打つ時に針を刺し過ぎたのか、「あ!
深く入れ過ぎた。」
とお医者さんが言いました。
何だろうと思っていると、深く入れ過ぎた注射針を引き抜きもう一度刺してきました。
注射を刺し、深かったので抜く、再び刺すという動作を2回か3回ほどされてしまいました。
怖さと痛さのため、目を背けたことを今でもハッキリ覚えています。
この時から注射に対しての恐怖心が生まれてしまいました。
注射をしなければいけない時は、「あの様なことはもう起きない。
すぐに終わる。」
と言い聞かせながら打つようにしています。
理由と心構え3
(女性 23歳)
いくら必要な医療行為とはいえ、やはりあの感覚的な痛みと、皮膚に針が突き刺さるという状況が恐ろしいです。
個人的には、血管が見つからなくて何度か刺されたのも嫌な思い出となっています。
視覚的にも耐え難いので、麻酔や予防接種の時などはあさっての方向へ視線を逸らし(目を閉じると逆に皮膚感覚に意識がいってしまうので)、全く関係の無いことをごちゃごちゃ考えるようにして束の間の現実逃避をします。
あと、心を落ち着けるために、「すぐ終わるすぐ終わる」と自分に言い聞かせます。
理由と心構え4
(女性 24歳)
私は小さい頃から注射をされるとき、怖いからと泣いたり、騒いだりすることはありませんでした。
しかしその代わり、我慢のしすぎで低血圧になり、倒れてしまうことがありました。
私は採血は怖くないのですが、筋肉注射がとても苦手です。
針が刺された瞬間の痛みももちろん怖いのですが、それ以上に薬品が注入される気持ち悪さと、打った後にしこりやかゆみが出てしまう事の方が苦手です。
そして今ではこの他にも、注射をした後に倒れてしまうのではないかという不安感もあります。
理由と心構え5
(女性 26歳)
単純に痛いので、あまり痛い思いはしたくないということと、注射されるワクチンがちゃんと自分の体にあっていて本当に問題ないのかと心配なこと。
心構えは、痛くても耐えられるように、そして少しでも痛みになれるように爪で肉を浅くつまんで注射の練習をする。
直前ではもう何も考えないようにして、注射を打たれてからはそれをみないように目を閉じてしまう。
そのあとは、もう心の中で永遠と「痛くない痛くない」と心の中でつぶやいている。
理由と心構え6
(女性 27歳)
痛いから怖いです。
刺す瞬間も薬を入れるのも痛いから注射は嫌いです。
先端恐怖症なので、針を向けられているだけでも嫌な感じがしてしまいます。
注射をしなければならないときは、絶対に刺すところを見ないようにしています。
刺す瞬間を覚悟できないのは少し怖いです。
しかしそれよりも注射針を向けられているところを見るのが怖くて耐えられません。
注射を打つ人によっては、見なくて大丈夫ですか?
と声をかけられて恥ずかしいですが、これは譲れないです。
理由と心構え7
(女性 28歳)
注射を打つ前のアルコール消毒の匂いが、恐怖をあおります。
用意された針などを見ると緊張感が高まり、恐怖でしかなくなります。
しかし、どうしても打たなければならないときは、注射をしてもらう方向と逆をむいて、足をつねって待機します。
違う方を向いていることで、注射とは全く別のことを考えたり、目に入ったポスターの文字などを繰り返し読み、意識をそらします。
また、足をつねっていることでどこか違うところに痛いという意識があると、気がそれて恐怖感が少し和らぐような気がするので行なっています。
理由と心構え8
(女性 29歳)
皮膚に針を刺す行為が、怖くないほうがおかしいと思います。
しかし、会社の規定で毎年インフルエンザの予防注射、年二回の健康診断の採血をしなくてはなりません。
仕事の合間に、併設されているクリニックで接種を受けるために業務を抜けて行くので、その日はあえて忙しくしています。
そして、あえて1番初めに行きます。
つまり、勢いです。
針を刺す場所をぐっと押して麻痺させる、など色々しましたが結局は勢いで打ってしまうしかないと思います。
理由と心構え9
(女性 31歳)
健康診断や予防接種などで注射の針をさされる事がとても嫌いです。
皮膚に針が刺さる事を想像すると頭が真っ白になります。
本当にこの看護師さんは1回で確実に注射を終わらせてくれるのか?
空気が間違って入ってしまわないか?
などを考えると不安です。
注射の時は、気持ちを落ち着かけて次待っている人の迷惑にならない様にと言い聞かせ、針が刺さっていくところは決して見ずに、他の事をひたすら考える様にしています。
看護師さんにも、注射から顔を背けた時点でバレバレのようで、よく大丈夫ですよ~と声をかけられますが。
理由と心構え10
(女性 34歳)
以前に、インフルエンザの予防接種をした時に、アレルギー反応が出て、めまいを起こし、嘔吐してしまったことがあります。
命にかかわるほどの症状ではなかったので良かったのですが、その時の経験がなんとなくトラウマになっていて、緊張してしまいます。
採血の時はまだ痛いだけなので良いのですが、何か薬を注射や点滴で入れるのは、すごく不安になりますし、それがストレスで血管や筋肉が縮こまるので、余計に痛いんだと思います。
とりあえず針は見ず、深呼吸して、副交感神経を活性化するようにすると少し落ち着けます。
理由と心構え11
(女性 37歳)
針が細く尖っていることに恐怖を感じます。
小児科で働いていたときも、子どもたちが注射を打たれるのを見ていることも、あまりじっと見れませんでした。
また、一度、血液検査のため、血を抜かれたあと、ふらついたことがあり、もうそうなりたくないという思いもあります。
ひじの内側の血管もみつかりにくいらしく、もし、失敗されたらどうしようとも思います。
どうしても注射を打たなければならいときは、腕をパチパチたたいて、なるべく痛みを感じないように、ただ横を向いてじっと耐えています。
短時間のはずなのに、なぜあんなに長く感じるのかと毎回思います。
理由と心構え12
(女性 38歳)
私は注射をされる事に凄く恐怖が有ります。
何故かと言うと、まず病院とかのあの臭いと消毒の臭いがなんとも恐怖が湧いてきます。
学校で注射が合った時から少し怖かった気持ちが有りました。
大人になるにつれて恐怖が倍になり、今では倒れそうなくらい注射は恐怖です。
それにどうしても注射を打たないといけない時は、なるべくですが消毒と注射針を見ない事です。
それに頭の中で別な事を考え、一回お手洗いに行き深呼吸して、何回も約10回位自分に大丈夫と何回も言いながら落ち着くようにしています。
理由と心構え13
(女性 39歳)
理由ですが、注射針の穴に恐怖を感じてしまいます。
異物が体の中に入ってくる恐怖があります。
他にチクリとした痛みもちょっとした不安感もあります。
心構えは、注射する腕を絶対に見ないことです。
目を逸らします。
よく看護師さんに笑われますが、気にしてられません。
また針の痛みの心構えは、少しお腹に力を入れてその不安感を堪えるようにしています。
対策は、事前にアロマの良い香りを嗅いでリラックスすることです。
できる限り緊張しないようにしています。
理由と心構え14
(女性 39歳)
注射をされる時、皮ふに刺さる瞬間がとても不安で恐怖に感じてしまいます。
幼少期は全然平気だったのですが、大人になってから急に恐怖を感じるようになりました。
また、血が注射器に入るのを見た時にゾッとしてしまいました。
でも、具合が悪い時、予防接種の時など、どうしても注射を打たなくてはいけない時もあるので、いつも行っている病院の看護師さんに不安や恐怖を伝えてあります。
打たれるときは絶対に見ず、リラックスするように心がけています。
理由と心構え15
(女性 39歳)
1.注射に恐怖や不安感を感じる理由先端恐怖症なので、注射針の先端を向けられるだけで気分が悪くなります。
それが皮膚に向けられると頭がクラクラします。
2.注射を打つときの心構えとにかく、注射針の先端を見ない様にします。
皮膚に針が刺さる前に目をゆっくり静かに閉じます。
看護師さんが針を皮膚から抜いた瞬間は、針が上を向いて一番の恐怖の瞬間なので、針が抜けた感覚がしてから5秒くらいは目を瞑ったままです。
看護師さんから、『大丈夫ですか?
気分悪いですか』と声を掛けられて目を開きます。
理由と心構え16
(女性 42歳)
倒れるほどや泣くほど嫌いではないですが一度、ガングリオンの治療中に注射器でガングリオンの成分を吸い取ってもらう時に低血糖になり倒れてしまった事があるので、それ以来、注射をうってもらう時でも血圧が下がってしまわないか、低血糖にならないかは不安に思ってしまいます。
それでもどうしても注射を打たなければいけないときは、患部を見ないようにしているといつの間にか終わるので、毛低血糖になることも血圧が下がってしまうこともないので、注射を絶対に見ないようにしています。
理由と心構え17
(男性 43歳)
やはり、小さいときのトラウマがあるから注射に対して、恐怖や不安感を覚えてしまうのだと思う。
とても小さい時に無理やり押さえつけられて注射された時の痛みと恐ろしさが、いまだに脳裏に焼き付いているから、その時の思いや記憶が注射のたびに再びよみがえってくるのだと思う。
どうしても注射をしなければならない時には、注射する場面を極力見ないようにして、注射する瞬間は目をつむって、息をこらえるようにして我慢することにしている。
理由と心構え18
(男性 44歳)
実際の痛みは大した事がないのはわかっているのですが、体内に鋭い異物が入っているのと、そこから赤黒い体液が吸い出されている事を意識してしまうと気持ちが悪くなってきます。
特に針をさしたまま、二本目の容器に入れ替える瞬間の、ガコッという音と反動が恐怖を煽ります。
どうしても注射する時は、やはり針の挙動を極力見ないようにして目を背け、なにか違うものを注視するようにしています。
それでも考えまいとすればするほど、考えてしまいがちですが。
理由と心構え19
(男性 51歳)
以前に注射の下手な看護師さんに、何度も何度もやり直しをされ、両腕が傷だらけにされたことがあり、それ以来、注射が下手そう(これはカンでしかないですが)な人はもちろん、ベテランの看護師さんでも緊張してしまいます。
それが看護師さんにも伝わるのか、失敗が多くなる悪循環に陥ってます。
どうしても注射をする場合は、その時間が早くすぎることのみを願って、目を閉じて他事(楽しいことは無理なので、仕事のことでもとにかく他事を)を考えるようにしています。
理由と心構え20
(女性 55歳)
ズバリ痛いからです。
普段健康なせいか注射をすることがありません。
チクッとすると考えただけで体が硬直します。
特に出産時に背中に注射をした時は普段注射する場所でないせいか針先が背中に触れただけでビクッとしてしまい分娩台から落ちそうになったことがあります。
日常に注射することですと、インフルエンザの注射があります。
家族で受けていましたし、子供に怖がっていることを知られるのもマズイかなと思い、我慢して受けました。
ただ、覚悟しても注射針が刺さるところは見たくないので、顔を背けています。