ここでは、数学を嫌いになってしまう理由や心理についてまとめています。
今回は「数学が苦手だ(だった)
という方、理由を具体的に教えてください。」
というアンケートを20名の方に実施し、それぞれ答えていただきました。
参考にしてみて下さい。
理由と経験談1
図形のイメージがあまり得意ではありませんでした。
体積を求める問題では自分で図を描き、どのような図形かを把握しながら計算するのですが、頭の中でのイメージと実際に描き出した図形が全く別のものでなかなかうまく解くことができませんでした。
また、計算速度が遅いことも苦手な原因で、模試や過去問演習をしたときに計算速度が遅いため時間内に解き終わらないことも多くありましたし、急いで解いたら計算ミスだらけだったこともありました。
理由と経験談2
前の内容を完全に理解する前に、次の内容にすすんでしまうので苦手でした。
それまでの公式や計算を理解しなければ次の計算が解けないのですが、学校で勉強するだけでは不十分であり、苦労した思いがあります。
また、父親に分からないから教えてもらおうとしたのですが、なぜこの程度のものがわからないのかと叱られ、教え方も酷いものでした。
結局このような理由から苦手になってしまい、中学以降も苦手意識が抜けることは無かったです。
理由と経験談3
小学校から算数が嫌いで、小学校3年生になるまでたし算ひき算もできませんでした。
中学校ではなんとかなりましたが、高校になってからは数学が死ぬほど分からなくなりました。
特に数学AとBがわかりませんでした。
分からないのが先生たちにも分かっているから必ず数学の時間は当てられていて、いつも苦痛でした。
高1から数学に躓き、赤点は取りませんでしたが、数学的帰納法と数列の所では再テストを受ける羽目になりました。
再テストを何回してもちっとも理解できず、今も全く分かりません。
センター試験も虚しい結果に終わりました。
苦手意識があるから法則とかも覚えられないし、例題に似たものは解けるけど応用になったらもう手もつけられないくらいです。
数学なのに英語の記号が出てくるのもよく分からなくなって嫌いです。
理由と経験談4
意味のないことをなんでこんなにやらなきゃいけないのかと不満に思っていたからです。
高校1年生の終わり頃まではスラスラと解くことができましたが、高校2年生頃からどんどん難しくなっていったと感じました。
しっかり理解すれば解くことができると思いますが、問題を解くのに時間がかかってしまうので、問題が解けないもどかしさと理解するという行為がとても面倒くさいと感じました。
そして徐々にいろんなことを考え、人生には必要ないとか役に立たないとか、別に数学を勉強しなくても生きていけるなどという思考ばかりが大きくなって苦手になりました。
理由と経験談5
私は小さな頃から、数学や、算数が苦手でした。
そのため、いまだに掛け算や割り算などが苦手です!
恥ずかしい話、いまだに九九は正確に全部言えません。
不登校気味という事もあり、小学生のころ、担任や他の先生方は必死に少しでもと丁寧に教えたいと思ってくださり、自宅へいらっしゃって教えて頂いてました。
しかし、それらは不思議な事に全く頭に入ってきませんでした。
今社会人になって、染み染み後悔してます。
あの頃少しでも勉強しとけば良かったと、深い後悔の念に駆られてます
理由と経験談6
算数(+-×÷)
はまだ出来るほうだと思います。
しかし、数字は図の面積を求めたり、グラフを書いてみたり、XやYを使って求めてみたり、確率を計算したり、そこには沢山の種類の公式が出てきます。
公式に当てはめて問題を解くのが苦手です。
似たような公式ばかりなので、どれを当てはめていいのかわからないからです。
「図形のこの部分の面積を求めなさい」の問題なども、その部分だけの面積を求める為の過程がわからないので解けません。
理由と経験談7
論理的に考えれば出来るのですが、どうしてもできなかったです。
計算ミスも多かったですし、意識してもミスをしてしまいます。
特に、高校になってから急に内容が難しくなり、いろいろな文字が出てきて訳がわからなくなってしまいました。
そこでちゃんと復習をしておけばまだ良かったのかもしれませんでしたが、部活が忙しく、テストはいつも赤点ぎりぎりでした。
文字がでてくるとどうしても馴染みがなくて、どうやって計算していけばいいのかがわからなくなってしまいました。
理由と経験談8
直感で考える性格のため、数学になる算数の段階から順序立てて計算を進めていったり、公式を利用して計算を導き出すという行動がそもそも苦手でした。
それに加えて、基本的な公式ややり方を覚えてもそれを応用したような問題が出てくるので、公式を素直に使うだけでは太刀打ちができない問題が多く、それにより、覚えていたはずの公式を利用した簡単な基本的な問題もこの公式では解けないのでは無いかという勘違いを引き起こして、問題が解けずテストも点数が取れないという悪循環の繰り返しもあり、今でも計算式を見るのも嫌なほどに苦手になりました。
理由と経験談9
数学が苦手になったきっかけとして、中学から習う関数を使った計算問題が出てきてから、頭で理解するのが難しくなった反面、思春期でもあるので、全体的に勉強より遊び、スポーツに取り組むことが多くいつのまにか苦手教科になっていました。
また、当時の数学の先生がベテラン?
年配の方でしたので、授業の進むスピードが早いのと、私自身が宿題など過去の問題を復習をしなかったので、数学だけでないですが勉強ができませんでした。
理由と経験談10
私の学生時代、一番の苦手科目が数学でした。
逆に得意なのは国語(現代文)
です。
国語は文章を読み取って答えるので答えは全て文章の中にありますよね。
逆に数学は公式を覚えないと先に進めないし、一つ理解できない事があると次の事は全て理解できなくなってしまいます。
そのような部分が、私の数学が苦手な理由になります。
暗算も苦手で、15-7は?
とか言われると一瞬固まってしまいます。
元々、文系の脳みそをしているのかもしれませんね。
理由と経験談11
ケアレスミスが非常に多かったです。
大きな数字よりも、小さな数字を間違える確率が高く、これが数学が苦手な理由の大半を占めていました。
計算式の途中でケアレスミスをしてしまうと、最後まで間違えたまま回答が出てしまいます。
必ず回答の見直しが重要だと言われましたが、見直しをしても「当っている」という思い込みのまま見直しをしてしまうため、自分のミスに気づきません。
ケアレスミスはよく指摘されましたが、簡単に直るものではなく数学が苦手なままでした。
理由と経験談12
私は数学がとても苦手だったのです。
この理由に関しましては、数学は計算式を覚える必要がありますし、私は暗算も出来ないので数学は苦手なのです。
特に苦手な項目としましては、分数問題など細かな計算になる時です。
この時にはいくつもの計算式が出てきますので、そういった計算式を見ますと私は、とてもイライラしてしまい途中までは出来るのですが最後にはいつも、試験でも適当な数字を入れて回答をしていたこともあるのです。
理由と経験談13
数の性質をしっかり理解していなかったからです。
今も理解出来ませんが。
数学的帰納法や漸化式と行った証明や理論になると、もう数字もアルファベットも見たくなくなりました。
虚数にしても、実際に存在しえないものならば、無ければよいではないかと思い、理解するのを拒否した覚えがあります。
立体図系は二次元で表現されることに抵抗がありました。
展開図から元の図形を想像するのも難しく感じていました。
二桁以上の数字を覚えていられず、繰上がりのある足し算引き算も苦手です。
理由と経験談14
小学生のときの算数は得意でした。
中学に入り、まず方程式はなんとかこなせていました。
しかし、その後少し非行の道へ進んだのもあったのですが、勉強をしない期間が、中学二年と三年と全く授業を聞いていないときがありました。
なんとか高校には入学できましたが、因数分解、ルート計算、連立方程式と見たところでさっぱり理解ができなかったです。
おそらくですが、中学二年と三年ときにしっかりしておけば、高校の授業についていけたかもしれないと、今になって思います。
理由と経験談15
「正解は一つしかないのだから簡単でしょう」と学校で先生からよく言われていましたが、その一つ以外は不正解なので、間違えるのが怖いと感じて、あまり勉強したくなくなって、ますます苦手意識が強くなったのだと思います。
ほかにも「公式に当てはめれば良いだけだから簡単」と言われましたが、その公式に当てはめ方がわからなくて、つまずいていることを理解してもらえずに、どんどん苦手になっていってしまいました。
電卓やパソコンがあれば、数学が出来なくても良いと開き直ってしまったせいもあると思います。
理由と経験談16
数学が苦手になったのは高校の2年生になってからです。
数Iと数Aは得意なのですが、数Ⅱの指数・対数関数が出てきてから苦手になりました。
指数・関数がうまくできないから、数Ⅲの微分・積分で指数・対数計算を要求されるような問題などは、もう取り掛かりがわかりませんでした。
数Bのベクトルも、基本問題は解けるのですが、入試問題はなかなかうまくいきませんでしたね。
つまづいた指数・関数も、累乗の値をたくさん暗記していれば、もう少しがんばれたかもしれません。
理由と経験談17
中学生までは数学が好きでした。
ただ、高校に入学してからは苦手になりました。
なんと言いますか、二次関数が出てきた辺りから一気に苦手になりました。
今までの数学の経験が全て皆無になる並みに数学が大の苦手になりました。
具体的な理由としましては、一番の理由として興味がなくなったことが原因だと考えれます。
将来二次関数をこんなに使う事柄が出てくるのかが疑問になってからです。
案の定、大人になった今、社会生活で全く使いません。
不必要だからこそ、興味がなくなったのが理由です。
理由と経験談18
お金の計算は好きでしたが、数学の方程式や四捨五入、関数の計算などは元々苦手なせいか最初から理解することができなかったので、大きくなるにつれてどんどん数学が嫌いになりました。
数学は最初がわからないと応用問題がとけないので、どんどんわからない部分が増えてしまい、テストの時にその問題を解こうとしても基礎がわからないので、数学の問題がとけて楽しいと思えたことがないこともあり、今だに数学には苦手意識と嫌いだと思う気持ちしかありません。
理由と経験談19
数学の中でも苦手だったのが、数字にアルファベットが付くような数式のものです。
はじめにつまずいたのは、方程式だったように思います。
アルファベットが付くことでどこから計算すればよいのかわからなくなってしまったのです。
基礎は理解していても応用が利かないことが多かったです。
また、図形の問題も苦手で実際に書いてある線に関しての問題はいいのですが、円柱など書かれていないけれどあるものに対しての長さや面積などを求めるのも苦手でした。
想像力がないというか、読解力がないので数学は難しかったです。
理由と経験談20
ズバリ、数学担当の先生が嫌いだったからです。
中学の頃イジメにあい、不登校になりました。
クラスの子達は私がイジメられているのを見ても見て見ぬ振りで、一切私と関わろうとせず、担任も同様でした。
そして、その担任こそが数学の担当でした。
顔も見たくないほど嫌いな教師から教えてもらいたくもないし、不登校になったこともあり、数学は苦手でした。
家庭教師に数学を教えてもらうようになって、苦手意識が無くなっていたので、やはり苦手だった理由は、教える教師が嫌いだったことが分かりました。